高選択性、高活性な触媒による直鎖状エステルの新製造技術

概要

新技術の概要
R3P (R = cyclohexyl (Cy), Ph, mesityl (Mes))のような嵩高いルイス塩基とB(C6F5)3のような嵩高いルイス酸を触媒として用いることにより、L-ラクチド(L-Lac)と第一級アルコールの開環付加が進行し、1:1付加体が高選択的に生成することを見出した。
従来技術・競合技術との比較
従来の触媒系では、L-Lacとアルコールの1:1反応ではオリゴマーが副生するため、1:1付加体を選択的に得るためにはL-Lacに対してアルコールを過剰に用いる必要があった。本触媒ではL-Lacとアルコールの1:1反応でも高選択的に1:1付加体を得ることができる。
新技術の特徴
・L-Lacとアルコールの1:1付加反応に対する高い選択性
・容易な触媒調製
・良好な活性
想定される用途
・アルキルラクチル乳酸の製造
・置換環状エステルと第一級アルコールとの1:1付加反応
・生成物のグリーン溶媒や可塑剤等としての利用

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